貧血
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男性に少ないわけ

貧血が男性に少ないわけ

貧血

男性に貧血が少ない理由女性はよく「貧血でめまいがした」と言いますが、男性の口からはあまり聞きません。
女性の患者数は男性の1.5倍という報告もあり、男性が貧血になりにくいことは明らかです。

ここでは、貧血が男性に少ないわけをお教えしましょう。

男性ホルモンが防いでいる?

男性ホルモンと貧血の関係男性の体内では男性ホルモンが、女性の体内では女性ホルモンが分泌されています。
どちらも同じホルモンの一種ですが、機能は同じではありません。
貧血が男性に少ないのは、女性にはない男性ホルモンのある作用のおかげなのです。
男性ホルモンが、どのようなメカニズムで貧血を防ぐのかを説明していきましょう。

エリスロポエチンの働きを促すため

男性と女性では赤血球の数が違います。
男性の場合、血液中の赤血球数は約500万/マイクロリットルであるのに対し、女性の場合は約450/マイクロリットルしかありません。
なぜ女性よりも男性に赤血球が多いのでしょうか?
それには男性ホルモンが大きく関係しています。

血液のほとんどを占める赤血球は、骨髄の造血幹細胞が分化することにより作られます。
赤血球は、鉄分やビタミンB12などが不足すると減少してしまい、体の各所に十分な酸素を送り届けることができません。

そんな時に動き出すのが腎臓です。
腎臓は、エリスロポエチンという赤血球の産生を促す働きをもったホルモンを分泌することで、赤血球の減少に対処しようとします。

そしてこのエリスロポエチンの働きを促す物質が、男性ホルモンです。
男性は男性ホルモンの作用により赤血球不足に陥りにくいため、自然に貧血のリスクから免れているのです。

なお、貧血が男性に少ない理由は他にも2つあります。
それらが貧血に一体どう関与しているのかも解説していきましょう。

血液や鉄分を失う機会が少ない

貧血=女性のイメージ通り、貧血は女性に生じやすいトラブルです。
女性に起こりやすいのは、出血や鉄分不足の状態になる機会が多いためであり、具体例としては毎月の生理、妊娠、母乳育児、無理なダイエットなどが挙げられます。

男性は、ダイエットを除いてこれらを経験することがありません。
血液や鉄分を失う機会が少ないということは、当然のことながら貧血に陥る機会も少なくなります。

女性よりも貯蔵鉄が30%多い

健康な人の体のなかには、鉄が3000〜4000咾△襪噺世錣譴討い泙后
そのうちの6〜7割は赤血球の主成分であるヘモグロビンに、残りの3〜4割は肝臓や脾臓、骨髄などの臓器に含まれています。

成人の場合1日に摂るべき鉄分量は、男性では約8咫⊇性では約10咾噺世錣譴討い泙后
鉄分は主に食事から摂取しますが、すべてが体内に吸収されるわけではありません。吸収されるのは1割、つまりたったの1咾任后

また鉄分は、毎日約1咾尿や汗と一緒に体の外に出てゆきます。
吸収量が1咫排出量も同じ1咾任垢里如結果的にプラスマイナスゼロになります。
このバランスが保たれていれば、私たちの体は健康な状態でいられます。

しかしこのバランスがわずかに崩れたからといって、すぐに貧血は起こりません。
鉄分の摂取量が不足すると、代わりに肝臓などに貯められている鉄が血液中に出る仕組みになっているからです。

男女の貯蔵鉄の量は同じではありません。
男性の貯蔵鉄は女性のそれよりも30%多いと言われています。
貯蔵鉄が多ければ多いほど貧血のリスクは低くなります。
男性に貧血が少ない理由には、貯蔵鉄も関係しているのです。

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