貧血
全身性エリテマトーデス,SLE貧血症状が表れる病気

全身性エリテマトーデス

全身性エリテマトーデスとは

貧血

全身性エリテマトーデスとはSLEとも呼ばれる全身性エリテマトーデスは、女性に多くみられる病気です。
赤血球が壊されるタイプの貧血は、全身性エリテマトーデスが原因のこともあります。

ここでは自己免疫疾患の一種、全身エリテマトーデスについて分かり易く説明しています。

SLEの症状などを紹介

SLEの色々な症状SLEの症状の多さは、数ある病気のなかでもトップクラスです。
またさまざまな疾患を合併しやすく、危険な感染症や虚血性心疾患にかかることも珍しくありません。

膠原病の一種でもある全身性エリテマトーデスの症状などを詳しく紹介していきましょう。

膠原病の一種であり、女性に多い

全身性エリテマトーデスとは、鼻から頬にかけて紅い蝶のような斑点が表れる病気です。
“systemic lupus erythematosus”を略してSLEと呼ばれることもあり、皮膚症状が狼(lupus)の咬み傷のようにも見えることから、このような名前がつきました。

原因は今のところわかっていません。しかし患者のほとんどを10代〜40代の若い女性が占めていることから、女性ホルモンが大きく関係していると言われています。
また一卵性の双子の片方がこの病気だった場合、もう片方にもみられることが多いため、遺伝の影響も強いと考えられています。

光線過敏症など症状は多種多様

全身性エリテマトーデスの症状は多岐にわたっています。
もっとも特徴的な症状は、上記で紹介した蝶のような紅斑ですが、ほかにも発熱や疲労感、全身の臓器(肺、心臓、消化管、肝臓、膵臓、腎臓、膀胱、腹膜、中枢神経、末梢神経、関節、筋肉など)の異常などが起こります。

障害を起こす臓器や表れる症状は、人によってまったく違います。
しかし太陽の光を浴びると皮膚が炎症を起こしてしまう光線過敏症は、SLEの人の大半にみられます。

またSLEには、丸い輪っかのような紅斑が表れる円板状ループス(DLE)や、白人女性に多い亜急性皮膚エリテマトーデス(SCLE)などの種類もあります。さらに、抗リン脂質抗体症候群など他の膠原病を合併しやすいという特徴もあります。

溶血性貧血が起きることもある

SLEにより、血球が減少して血液症状が表れることもあります。
白血球が減ると免疫力が低下するため、感染症にかかりやすくなるほか、血小板の減少により出血が止まりにくくなったりするので深刻です。

赤血球が減った場合は貧血症状が表れます。
この場合に起こる貧血のタイプは溶血性貧血ですが、抗体の攻撃による赤血球の破壊が原因であるため、自己免疫性溶血性貧血と呼ばれることもあります。

ステロイド薬の投与が有用です

SLEは、血液検査や尿検査、CT・MRI検査などで診断を行います。
原因不明の難病であり、今のところこの病気を根本から治す治療法はありません。
しかし、ステロイド薬や免疫グロブリンの投与や血漿交換といった対症療法は存在します。

なかでもステロイド薬の投与は、SLEに必須かつ有用な治療法です。
ステロイドが登場したために、この病気により命を落とす人は劇的に少なくなりましたが、副作用の心配や一生服用しなければいけないという問題は解決できていません。

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