貧血
甲状腺機能低下症貧血症状が表れる病気

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症について

貧血

甲状腺機能低下症女性に多くみられる甲状腺機能低下症は、誤診されやすい病気です。
体や頭の働きが鈍くなったと感じたら、単なる老化のせいではないかもしれません。

進行すると貧血が表れることもある甲状腺機能低下症について分かりやすく解説します。

どんな症状が表れるかなど

老化と間違えやすい症状甲状腺ホルモンは全身のエネルギー代謝に欠かせません。
この物質が不足する甲状腺機能低下症にかかると、高齢でもないのに心身共に衰えたような状態になってしまいます。

具体的にはどんな症状が表れるのかなど、甲状腺機能低下症について詳しく説明していきましょう。

男性よりも女性が圧倒的に多い

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌量が減ってしまう病気です。
男性より女性に圧倒的に多く、患者数は男性の10倍と言われているほどです。
また、高齢女性の約1割はこの病気にかかっているという報告もあります。

また甲状腺機能低下症には、大きく先天性のものと後天性のものとがあります。

先天性の甲状腺機能低下症や、幼少期に発症したものをクレチン症と呼び、クレチン症の場合は発育や発達に影響を及ぼすため、知的障害の状態になることも少なくありません。

なぜ甲状腺ホルモンが減少する?

甲状腺ホルモンとは、細胞の代謝率を上げるための物質です。
この物質なくしては、私たちの体は自律神経の働きをコントロールしたり、臓器を動かしたりなど、さまざまな生命活動を行うことができません。
甲状腺ホルモンの分泌量が減少したり、上手く作用しなくなったりする理由には、以下の4つが考えられています。

  • 原発性
    甲状腺自体に異常がある。この場合は原発性甲状腺機能低下症と呼ばれます。
  • 二次性
    甲状腺刺激ホルモンの不足が原因であり、二次性甲状腺機能低下症と呼ぶ。
  • 三次性
    甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンが少ないため、甲状腺刺激ホルモンと甲状腺ホルモンの分泌ができない。この場合は三次性甲状腺機能低下症に該当する。
  • レセプターの異常:
    レセプターに問題があるため、分泌されても利用ができない。

橋本病やヨウ素不足などが原因

さまざまな原因のなかで最も代表的なのが橋本病です。
橋本病とは、本来であれば異物を攻撃対象とするはずの抗体が、誤って甲状腺を攻撃してしまう病気のことです。
抗体から攻撃されると、甲状腺は炎症を起こしてしまうので、甲状腺ホルモンを分泌することができません。

ほかにも甲状腺ホルモンの原料となるヨウ素(ヨード)の摂取不足や、癌の治療のために手術や放射線などで甲状腺を摘出した場合にも、甲状腺機能低下症は引き起こされます。
また、二次性や三次性の甲状腺機能低下症は脳腫瘍が引き金になることが多いです。

放置すると貧血や不整脈が起きる

甲状腺機能低下症にかかると、まるで急に年をとったかのように元気がなくなります。
全身の代謝が悪くなるので体がだるくなり、何に対しても活動の意欲が湧きません。
月経がなくなる、毛が抜ける、声がかすれる、体温の低下による肌の乾燥、腸の機能低下による便秘などが起きることもあります。

ほかにも、顔や手足に粘液水腫という押しても凹まない浮腫みができたり、眉毛の3分の1が抜け落ちるといった独特な症状が表れることもあります。
そのまま放置すると、貧血や不整脈といった症状が表れた末に心不全を起こし、命を落とすことになりかねないので注意しなければいけません。

甲状腺機能低下症は、血液検査により比較的簡単に調べることができます。
血液中の甲状腺刺激ホルモン(TSH)の測定などにより、この病気であると診断されたら、甲状腺ホルモンの投与を行って治療します。

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