貧血
検査,血液検査貧血の基礎知識

検査

貧血を調べる検査

貧血

貧血の検査貧血かどうかは見ただけではわからず、素人では症状から判断することもできません。
本当に貧血なのか、怖い病気が隠れていないか等をきちんとチェックするには、病院で検査を受けることが大切です。

ここでは、貧血を調べるための検査について紹介しましょう。

血液検査について

血液検査の方法と分かること血液検査を行う目的には色々ありますが、その1つに貧血があります。
この検査を受けることにより、貧血の有無や原因疾患などの予想をつけることができます。

検査方法や検査項目など、貧血を調べる血液検査の内容を詳しく紹介していきます。

2〜3mlの血液を採取するだけ

血液は、体のなかの様子を知るための重要な手掛かりであり、情報の宝庫です。
その血液を採取し、さまざまな検査で中身を調べることにより、不調の原因を突き止めたり、病気の発見などに役立てたりするのが血液検査です。

血液検査でわかることのなかには、貧血も含まれています。
検査の方法は難しくありません。
腕の静脈に注射をして、たった2〜3mlの血液を採取するだけで済みます。
注射嫌いの人には辛いかもしれませんが、ほんの数秒しかかかりません。

どんな検査項目がある?

貧血を調べる目的で血液検査を行う場合は、貧血検査と呼ばれることもあります。
貧血には赤血球やヘモグロビンが大きく関係していますので、貧血検査はこれらの状態をみる検査、と言えるでしょう。

具体的には、以下のような検査項目があります。

赤血球数(RBC)

赤血球は、体中の細胞や組織に酸素を運ぶ重要な役割を果たしています。
赤血球の数が不足すると、体が酸欠状態となって貧血が引き起こされます。
なお赤血球数のことを、“red blood cell”を略してRBCと表記する場合もあります。

以下の数値は、成人男性と成人女性それぞれの赤血球数の正常値を示したものです。
もし男性で450万個以下・女性で400万個以下だった場合は、貧血の可能性が高いです。
なお反対に正常値を上回っていた場合は、梗塞の原因となる多血症の疑いがあります。

赤血球数の正常値
  • 男性:450〜570万個/mm3
  • 女性:400〜490万個/mm3

血色素量(Hb)

ヘモグロビンは赤血球のなかにある物質で、酸素と結びつく性質をもっています。
また、ヘモグロビンには血色素という別名もあるのですが、これは血液を赤く見せる作用があるためです。

ヘモグロビンは赤血球と同じく、貧血を見つける手掛かりとなる物質であり、血液検査ではHbと略して表記されることが多いです。
下記がHbの正常値であり、単位のg/dlは「血液1デシリットル中に含まれているヘモグロビンの重さをグラムで測定したもの」を意味しています。

血色素量の正常値
  • 男性:13〜18g/dl
  • 女性:12〜16g/dl

ヘマトクリット(Ht)

ヘマトクリット(Ht)とは、血液中に占める血球の割合のことです。
血液には赤血球・白血球・血小板の3種類の血球が含まれていますが、90%は赤血球であるため「ヘマトクリット値=赤血球の容積比」と考えてよいでしょう。

血液を試験管に入れてしばらく放置すると、赤黒い塊と淡黄色の液体に分かれます。
貧血検査では、このうちの下に沈んだ塊のほうを調べて、一定量の血液にどれくらいの血球が含まれているかを測定します。

以下の数値が、男性と女性のヘマトクリットの正常値ですが、男性が40%以下、女性が35%の以下の場合は貧血の可能性があります。
また反対に、男性50%以上・女性45%以上と高値である場合は、脱水症状や多血症などが考えられます。

ヘマトクリットの正常値
  • 男性:40〜50%
  • 女性:35〜45%
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